日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

柿崎 サラ

総合デザイン科 ビジュアルデザイン専攻
2013年卒業

柿崎 サラ / イラストレーター

柿崎 サラ

イラストレーター

  • 1991年東京都生まれ
  • 2010年聖徳学園中学・高等学校卒業
  • 2013年広告制作会社デザイン部門入社
  • 2016年イラストレーターとして活動をはじめる

デザイン業界に拡がる人脈。異ジャンルであっても同窓生

母が〈桑沢〉の卒業生でデザイン関係の仕事をしていましたから、美術関係の学校も職業も身近なものでした。中学のときにはじめて〈桑沢〉の卒業生作品展を見て圧倒され、進路の選択肢として考えるようになりました。
総合デザイン科では1年次に全員が同じ授業を受けて、2年次からそれぞれ専門分野に進みます。同じクラスだった仲間が、自分とは違う分野を学び、卒業後はその道のプロとなる。デザインのさまざまな分野に知り合いがいてつながっていることは、〈桑沢〉ならではの魅力のひとつだと思います。
1年次は量を求められる課題が多く、自分では頑張ったつもりでも、それをさらに上回ってくる仲間がいます。50作品の課題を出されて、100、200と提出してくる人もいて、それが「自分も負けられない!」という励みになりました。
文化祭や卒業生作品展ではファッションショーに参加していました。お かげで先生方や夜間部の学生との距離もぐっと縮まり、人脈が拡がりました。 〈桑沢〉では興味のあることに対して貪欲に取り組むと相乗効果が生まれ、得るものが大きいと思います。

〈桑沢〉時代は広告のゼミを選び、卒業後は広告制作会社のデザイナーとして3年ほど働きました。ポスターやパッケージなどのグラフィックデザインです。だんだん仕事以外でも何かをつくりたいという気持ちが大きくなり、プライベートで絵を描いてコンペに出しているうちに、そのなかのひとつが新宿ルミネのエレベーター装飾として採用されました。以来、徐々にイラストの仕事をいただくようになり、表参道のHBギャラリーで個展を開催することができました。それを機に会社を退職し、独立してイラストレーターとしての活動をはじめました。

いまは連載小説の挿絵を担当していますが、小説の文章を読んで、自由にイメージを膨らませて描いています。一方で実際の街の地図や建物を描く場合は、資料に基づいて制作します。イラストレーターとして活動をはじめて3年目となり、広告や雑誌や本の装丁、ポスター、カタログなどの仕事をさせていただけるようになりました。イラストレーターという仕事は、広告や装丁、展示などさまざまな仕事や活動に関わっていきます。またとない一つひとつの機会を生かし、幅広く挑戦したいと考えています。

 <インタビュー 2019年3月>©桑沢デザイン研究所

柿崎 サラ

キリンビール株式会社公式アートブック『Journey Around HEARTLAND』刊行記念展示(代官山 T-SITE )

 <インタビュー 2019年3月>©桑沢デザイン研究所

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