2024.06.18【授業紹介】色の配分と構成力を育てる
昼間部1年生の授業「基礎造形(構成・平面)」をご紹介します。
基礎造形とは
昼間部では、3年間かけて「デザインの基礎」から社会で役立つ考え方や技術まで、幅広く学びます。
基礎造形は、さまざまな素材を使って「手で考える」体験をします。この体験を通じて、自分の観察力や発想力を磨き、造形の力を養います。
構成・平面の授業では、造形的なルールや基本的な技法を学びながら、さまざまな表現体験をします。
今回の課題は商品のパッケージと同じ色を同じ配分で用い、色面構成をしました。
デザイナーによって作られたパッケージを参考にしながら、主要な色とアクセントカラーをどのくらいの比率で使うかなど色の配分を学ぶこと、パッケージと同じ色を絵の具を混ぜて作ること等が目的です。
課題は3週間にわたって行います。1週目に課題の説明を受け、2週目は制作と進捗を確認。
3週目の講評会ではクラス全員分の作品を貼り、先生から1人1人講評をしてもらいます。
個別にフィードバックをもらえる機会は貴重な体験になります。
授業の後半では集めた印刷物を使って、コラージュの課題に取り組みました。
担当教員:玉置淳 先生