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浅葉克己 桑沢生の、目。 桑沢生の、目。

2026.04.17「カメラ・オブスキュラ」を体験 | メディア創造コース

メディア創造コースでは、レクチャーとワークショップを組合せながら、光りと響きの使い方・組合せ方を多角的に探求します。学習のプロセスを通じて、使い慣れた現在のメディアとは別の枠組みや異なる世界の感じ方を、それぞれの手でつくり出すことを目指します。

第1回の授業では、「カメラ・オブスキュラ」の制作体験をしました。前半は、なぜ私たちの目に像が見えるのか、その仕組みを学びました。原理を知ったあとに体験することで、カメラという仕組みの面白さに気づいていきます。

後半は、段ボールや虫眼鏡など身近な材料を使って装置を組み立てます。箱の中をのぞくと、見慣れた風景が上下左右逆さまに映し出され、いつもの景色が違って見えてきます。

像がややぼんやりと見えたり、光の量で見え方が変わったりといった変化も、手を動かしながら確かめていきます。頭で理解していた仕組みが、体験と結びついていきます。

それぞれにのぞき込みながら見え方の違いを試したり、布をかぶって外の光を遮りながら像を確かめたりと、試行錯誤する様子も見られました。

カメラ・オブスキュラはラテン語で「暗い部屋」を意味し、写真の原理の基礎として知られています。実際に装置をつくることで、その仕組みを自分の感覚として捉えることができます。