日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

毎熊 那々恵

総合デザイン科 ビジュアルデザイン専攻
2016年卒業

毎熊 那々恵 / アートディレクター

毎熊 那々恵

アートディレクター

  • 1989年長崎県生まれ
  • 2008年高等学校卒業 5年間、幼稚園に勤務
  • 2016年桑沢デザイン研究所卒業
  • Dynamite Brothers Syndicate, inc入社
  • 2019年KOORI .Inc入社

分野は違ってもデザインの根幹は一緒 基礎を学ぶことの大切さを知る

アートディレクター兼デザイナーとして、ポスターなどの広告からウェブサイト、そして企業キャンペーンやイベント運営など幅広く手がけています。

幼い頃から絵を描いたり、ものをつくったりするのが好きでした。
でも早く自立したかったので、商業高校で簿記の資格を取り、幼稚園事務の仕事に就きました。その幼稚園で行われていた絵画教室の先生と話をしているうちに、私の好きな「美術」という分野で仕事をする姿に憧れを抱き、もっと自分の夢を追いかけてみたいと考えるようになりました。当時私は23歳。もう遅いかなと思いましたが、覚悟を決めて仕事をしながら美術の予備校に通いました。

受験するにあたって、年齢的にも4年制の大学よりも専門学校がいいと思い、予備校の先生に相談して勧められたのが〈桑沢〉です。
クリエーターという、ものをつくり出す職業に興味を持っていたものの、デザインの知識も、どこで働きたいのかという明確なビジョンもまったくありませんでした。そんな私にとって、1年次でファッションからスペースまですべてのデザインを勉強することができる〈桑沢〉は、とても魅力的でした。

「〈桑沢〉のいいところは、さまざまな人の意見を聞ける場だということ」。授業で課題を見せ合うときの、先生の言葉が今でも心に残っています。仕事では、一度に何十人もの意見を聞く機会はありませんし、クライアントがどう思うかを考えることが重要です。先生や、年齢もバラバラでさまざまな職業を経てきた同級生たちの考え方、ものの見方を知ることができた〈桑沢〉の環境は、とてもいい学びにつながりました。

1年次でさまざまなデザインを経験してわかったことは、分野は違っていてもデザインとして考えることは一緒だということ。〈桑沢〉の強みは、表面的なことではなく、基礎をしっかりと教えてくれることです。特に印象的な授業は「デザイン学」でした。人類学など、普段デザインの仕事をしているだけでは出会うことのないようなさまざまな分野の先生が、講師として講義をします。環境や社会問題など、デザインの根幹を学ぶことができました。技術的なことは、会社に入ればいくらでも身につけることができます。〈桑沢〉では基礎を学ぶことにより専門性が磨かれ、それにともなって周りの異なる分野のことも見えてくるようになります。手先のことではなく、デザインの根本的な考え、その組み立て方を教えてもらったことが、今の仕事にとても役立っています。

 <インタビュー 2020年3月>©桑沢デザイン研究所

毎熊 那々恵

HP Elite Dragonfly の広告掲出風景(東京駅)

 <インタビュー 2020年3月>©桑沢デザイン研究所

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