日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

太田 みなみ

総合デザイン科 ビジュアルデザイン専攻
2009年卒業

太田 みなみ / グラフィックデザイナー

太田 みなみ

グラフィックデザイナー

  • 1988年東京都に生まれる
  • 2009年株式会社ヘルメスに入社
  • チーフデザイナーとしてパッケージを中心に担当

チーフデザイナーとしてパッケージを中心に担当しています。具体的には、パンやゼリー、ジャム、化粧品やネイルのパッケージ。そして、リーフレットなどの販促物、季刊誌などの冊子も手がけています。

パッケージデザインは、商品に合った形状から考えて制作する場合と、形状やサイズが決まっているなかでデザインする場合があります。この仕事でやりがいを感じるところは、私がデザインしたものがスーパーなどに並んでいたり、身近な人や自分も生活のなかで使っていたりすることです。

〈桑沢〉は一年生でいろんな分野を経験し、そのうえで専門に絞っていきます。実践に近い授業が多くあって、幅広く学べることができたことがよかったです。3年時の卒業制作「ゼミ」は、少人数のアットホームな雰囲気でのびのびと制作できました。ゼミには専用の部屋があり、私は友だちと一緒にその部屋で、勝手に自分たちの作品を並べて、展覧会をしたこともありました。
ゼミでは全体の講義とは別に、外部から実際に現場で活躍しているデザイナーを講師に呼んでくれました。有名な講師の方たちからいろいろ話を聞くことができ、よい刺激を受けました。特に、アートディレクターの森本千絵さんの講義が印象に残っています。さらに、森本さんの事務所に遊びに行かせてもらい、自分の目でデザインの現場を見ることができたのは、貴重な体験になりました。

私は、卒業制作で「ぎょうざ展」という作品を制作しました。ぎょうざが好きなので、小さい布でつくったぎょうざをお風呂に敷き詰めた「水ぎょうざ風呂」や、鉢のなかにぎょうざを入れて、金魚に見立てた「金ぎょうざ」。さらにはぎょうざの皮のパックなど、ぎょうざにからめたいろいろなものを制作しました。
先生が今でもゼミでこの卒業制作を紹介していると伺います。以前、私が会社の採用の窓口を担当していた頃、うちの会社に受けに来てくれる〈桑沢〉の子に「『ぎょうざ展』の方ですよね」と言われることがありました。それがとてもうれしかったです。

 <インタビュー 2016年3月>©桑沢デザイン研究所

太田 みなみ

 <インタビュー 2016年3月>©桑沢デザイン研究所

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