日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

塩田優奈

総合デザイン科 スペースデザイン専攻
2016年卒業

塩田優奈 / インテリアデザイナー

塩田優奈

インテリアデザイナー

  • 1993年千葉県生まれ
  • 2012年千葉県立千葉女子高等学校
  • 2016年株式会社モーメント入社

スペースデザインを仕事にすると決めた
デザインは生活につながるという気づき

ファッションブランドや化粧品メーカーの店舗、飲食店などの商業空間、そしてイベントスペースやウィンドウディスプレイのデザインを設計しています。デザインをする上で鍵になるのは、クライアントがブランドや商品に込めた思いです。コミュニケーションを取りながらイメージを汲み取り、それを具現化した空間を提案していきます。

私たちの仕事に必要なのは、バリエーションに富んだアイデアで可能性を広げることだと思っています。そのための「アイデアを生み出す力」を、〈桑沢〉では鍛えてもらいました。今日考えたものを2日後にプレゼンテーションするために、さまざまな授業の課題が重なっている中でスケジュールを立ててアイデアを形にしていくといった、〈桑沢〉での日々の経験。それが今、仕事をしている中でとても役立っています。

私は幼い頃から絵が得意でものづくりにも興味があったため、美術大学に進学しました。しかし、授業では抽象的な表現ばかり。社会に出たときに、美大で学んだことをどう活かしていけるのかを具体的にイメージできず、不安を覚えるようになりました。ちょうどその頃、大学でインテリア空間を提案するという授業があり、スペースデザインに興味を持ったのです。

もっとデザインの勉強をしてみたいと思って〈桑沢〉を調べたところ、1年次に総合的なデザインを学び、そこから自分が進みたい方向のデザインを選択できると知り、入学したいと思いました。〈桑沢〉で特に印象深かったのは、2年次の合同授業です。他のデザイン分野を学んでいる人たちとチームを組み、ひとつのものをつくり上げる機会がありました。そのときに、「ロゴや商品のパッケージ、それを並べるテーブル、テーブルを置く空間まで丸ごと提案しよう」という流れになりました。話し合いをして自分と違った意見や考え方に触れていく中で、デザインには線引きがなく、すべて生活に繋がっていることに気づきました。それをきっかけに「大きく物事を俯瞰して見られる人間になりたい」と思うようになり、すべてを統括して考えることができるスペースデザインを仕事としていくことを決心しました。

今の職場ではインテリアチームとグラフィックチームが混在し、グラフィックデザイナーと一緒にプロジェクトを進行することが頻繁にあります。ウィンドウディスプレイは、パッと見た瞬間に目を引くものをつくる必要があり、求められるのは空間の寸法よりも画として成立する迫力です。〈桑沢〉で学んできた総合的なものづくりの考え方が、仕事の幅につながっていることを実感しています。

 <インタビュー 2022年3月>©桑沢デザイン研究所

塩田優奈

「SUQQU makeup」
化粧品ブランドSUQQUの空間設計を担当
空間だけでなく、商品の特徴を生かしたサインや商品レイアウトもチームで作り上げていきます。

 <インタビュー 2022年3月>©桑沢デザイン研究所

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