日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

渡辺 奈菜

総合デザイン科 ファッションデザイン専攻
2007年卒業

渡辺 奈菜 / ファッションデザイナー

渡辺 奈菜

ファッションデザイナー

  • 1983年新潟県に生まれる
  • 2007年株式会社イッセイミヤケに入社
  • 2011年株式会社メルローズに入社
  • 2014年フリーランスとして独立

数あるデザインの学校のなかで、〈桑沢〉を選んだ理由は、入学試験でデッサンがあることを知ったからです。デザインの基本はデッサンだと思っています。だから、入試で基本をしっかり見てくれることが、学校のスタンスとしてとてもいいなと思ったからです。

入学して一番印象深かったのは、ファッションだけでなく、他のデザインの授業を受けることができたことです。プロダクトやビジュアルなど他ジャンルの課題が出たり、普通のファッションの学校に行っていたら、聞けないような先生の講義が聞けたりして、勉強になりました。
ファッション専攻の生徒と同じ課題をやると、どうしても想像がついてしまいますが、他の専攻の人と同じ課題を出すときは、まったく違う視点のものを見ることが できて、刺激になりました。

私はフリーのデザイナーをしています。病院や飲食店のユニフォームのデザイン、テキスタイルの柄やTシャツなどのポイントになるようなグラフィックを作成しています。ユニフォームのデザインは、プレゼンテーションがとても大事。いかにきれいに見せるか。そのプレゼンテーションでの見せ方を〈桑沢〉で学びました。
ファッション専攻の学生はパソコンをあまり使えないので、完成度が高くありません。でも、他の専攻の授業に出たら、みんなきちんとプレゼンボードをつくっているのを見て、プレゼンテーションの大切さを痛いほど感じました。

ビジュアルでわかりやすく伝えられるようにつくること。制作過程などをクロッキー調に描き、きれいに加工してプレゼンボードにのせるだけで違って見える。そういう小さなところで説得力が生まれます。
今、浴衣のデザインを手がけていますが、店頭に並んでいる浴衣は、伝統的な柄や妖艶なテイストばかり。だから、私は明るいテイストの浴衣をつくっています。
〈桑沢〉で学んだほかとは違う視点で、浴衣や洋服だけでなく、雑貨など、小さいロットでも自分のこだわりを通したものをつくっていたいと思っています。

 <インタビュー 2016年3月>©桑沢デザイン研究所

渡辺 奈菜

 <インタビュー 2016年3月>©桑沢デザイン研究所

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