在校生インタビュー

限られた時間で納得のいくものをどうやって仕上げるか
デザイン専攻科2年 ビジュアルデザイン専攻花岡 沙紀
- 1993年大阪府生まれ
- 2011年大阪府立桜塚高等学校卒業
- 2015年佛教大学社会学部卒業
- 内定先:株式会社YAOデザインインターナショナル
- 1993年大阪府生まれ
- 2011年大阪府立桜塚高等学校卒業
- 2015年佛教大学社会学部卒業
大学受験の頃に一度は断念した美大進学。しかし、就職活動のとき、中途半端な気持ちで社会に出るのではなく、やりたいことをやってみようと思い、〈桑沢〉に進学することを決めました。
〈桑沢〉の授業では、「誰のために、どのように表現することができるか」を学びました。例えば、 2年次のパッケージの授業では、陳列されたときに、どう見えるかといった実践的なモノの考え方や見方を教わりました。しかし、作品をつくっていると、どうしても周りが見えなくなります。そんなときに冷静に助けてくれる友だちや先生にはとても救われました。
昼間はデザイン事務所でアルバイトをしているので、課題の制作は学校から帰った22時から寝るまでの時間と休日だけ。だからこそ、あらかじめ余裕をもったスケジュールを立て、遅れそうになったら、その都度スケジュールを立て直し、どんなに忙しくても提出期限は守るようにしました。限られた時間をどう使い、自分のつくりたいものと、課題の趣旨に沿うものをどうやってつくるかというせめぎ合い。これがとても大変でした。食品のパッケージを主としている制作会社に内定が決まりました。一般的な広告よりも、長いスパンで消費者と向き合える食品パッケージは、とてもやりがいのある仕事だと思っています。