在校生インタビュー

ビジュアルで見せるだけではない
授業で学んだ言葉のデザイン力
総合デザイン科3年 ビジュアルデザイン専攻児玉篤司
- 1995年熊本県生まれ
- 2014年熊本県立熊本工業高校卒業 3年間、本田技研工業株式会社に勤務
- 内定先:株式会社日本デザインセンター
- 1995年熊本県生まれ
- 2014年熊本県立熊本工業高校卒業 3年間、本田技研工業株式会社に勤務
高校を卒業し、溶接の仕事をしていました。しかし19歳のときに、デザイナーやイラストレーターの仕事を知り、「進路を変えるなら今しかない」と〈桑沢〉に進学しました。
〈桑沢〉で特に印象深かった思い出は、1年次の1月にバウハウスツアーに参加したことです。バウハウス創立から数えて100年という記念の年。 学内でコンペティションが開かれ、選ばれた学生がドイツに招待されました。現地でも記念イベントが開催され、私たちはバウハウスダンスを披露しました。 〈桑沢〉の源流を肌で感じ、得難い経験となったツアーでした。
デザインというと、ビジュアルで見せるものであって、言葉の要素は少ないと思われがちです。 〈桑沢〉はデザインを身につけるための造形訓練だけでなく、講義や選択科目の「ライティングスタイル研究A・B」、各授業の最後に行うプレゼンテーションなどで言葉を用いるシチュエーションに頻繁に直面します。 デザインすることは、魅せるだけでなく、伝える力を培っていくこと。私は〈桑沢〉での3年間を通し、デザインには言葉が重要だと考えるようになりました。 言葉は私の世界を拡張し、問題を見つけ出し、他の人と共有する役目を担ってくれるからです