在校生インタビュー
精魂尽くして挑んだ課題。その経験から「いま」がある
総合デザイン科3年 スペースデザイン専攻菅原 彩音
- 1996年埼玉県生まれ
- 2014年東京都立晴海総合高等学校卒業
- 内定先:株式会社 七彩
- 1996年埼玉県生まれ
- 2014年東京都立晴海総合高等学校卒業
〈桑沢〉では1年次のときに、ビジュアル、プロダクト、スペース、ファッションの四つの分野について同時に学びます。すべてのデザインの基礎を勉強しつつ、自分がこれから何をしたいのかを確認できるいい機会でした。改めてスペースデザインを学びたいという確信がもてました。
そして2年次になり、1年次のクラスの人と専攻がバラバラになっても、自分の専攻ではわからないところ、たとえばプレゼンボードであればビジュアルの人に、家具であればプロダクトの人に、気軽に相談できるのは〈桑沢〉ならではの利点だと思います。一番大変だったのは、2年次後期の「住環境デザイン」の課題です。建築家の篠原一男が設計した住宅をひとつ選んで分析し、1/30の模型をつくり、最終的にその隣に自分が考える住宅を設計する授業です。模型をつくるのに苦労しました。毎日夜中まで制作して、気づいたら朝ということも……。精魂尽くして体重も落ちるくらいつらかったけれど、いい勉強になりました。
「これだけやったんだ」という達成感を得られ、その成果をポートフォリオに載せることもできて、自信につながりました。インテリア系の会社に就職が決まりました。これからは仕事をひたすら頑張り、会社でも社会でも必要不可欠な人間になることがいまの目標です。