在校生インタビュー

樋田 明広

デザイン以前のものの見方を
一から教えてくれる授業

デザイン専攻科 スペースデザインコース 2年樋田 明広

  • 1990年長野県生まれ
  • 2008年佐久長聖高等学校卒業

高校卒業後、音楽スタジオで働きながら音楽活動をしていました。今も時々作曲の仕事をしています。ある時、建築家の隈研吾さんが内装を担当した「Red Bull Music Studios Tokyo」に行く機会がありました。ビルの内部に植栽や石庭があり、文鳥が自由に飛んでいて、従来の音楽スタジオとは全く異なる空間に驚きました。そこから俄然空間デザインに興味が湧き、学べる学校を探しました。
〈桑沢〉では、自習室などで他分野の学生との交流が生まれやすく、作品を見せ合いながら、自然発生的に講評会が行われています。プレゼンボードはビジュアルデザインの人、家具はプロダクトデザインの人に意見を求めたり、逆に自分も意見を求められたり。授業以外の時間も、それぞれの分野の知識を補い合うことができる雰囲気は、他では得られない貴重な経験でした。
物事の成り立ちや人の立ち振る舞いを観察し、新たな発見をデザインにどう取り込んでいくかを考える授業が多く、デザイン以前のものの見方を一から教わりました。形や色ではなく、目に見えない背景、よりよい暮らしとは何か、そういう視点から考える癖がつきました。
個人的には、音楽同様、目に見えないものを扱うのが好きなので、目に見えない要因がいかに空間に影響を与えるのか、その正体を突き止め、検証しながら新しい建築デザインをつくり出すことを、今後も追求していきたいと思っています。

保護者の方からのメッセージ

2年間、実によく頑張りました。親としてとても嬉しいです。「知は力なり」。これまで学び得たことを最大限発揮して成果を出すことが、〈桑沢〉でサポートいただいた講師の方々はじめ、スタッフの皆様への感謝につながると思います。何事にも限界はないととらえ、変化し成長し続けて欲しいと思います。これからの活躍を楽しみにしています。

<インタビュー 2020年3月>©桑沢デザイン研究所