日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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在校生インタビュー

都築彩香

多く触れ、表現するなかで
身についていったデザイン思考

専攻デザイン科2年 スペースデザイン専攻都築彩香

  • 1991年東京都生まれ
  • 2014年早稲田大学文化構想学部卒業、出版社に入社
  • 2019年桑沢デザイン研究所夜間附帯教育基礎造形専攻修了
  • 内定先:株式会社ブルースタジオ
  • 1991年東京都生まれ
  • 2014年早稲田大学文化構想学部卒業、出版社に入社
  • 2019年桑沢デザイン研究所夜間附帯教育基礎造形専攻修了

大学を卒業してから出版社に就職し、旅行などをテーマにした雑誌の編集に携わっていました。仕事を通して、誌面をレイアウトするデザイナーと接するうちに、デザインに興味を抱くようになりました。働きながらデザインを学べる学校として桑沢デザイン研究所を知り、まず夜間附帯教育に1年通うことにしました。平面がきっかけとなって〈桑沢〉で学びはじめましたが、やがて立体の面白さを知り、もっと深く学ぶために、スペースデザインコースに進みました。
〈桑沢〉の授業は高校や大学の授業とはまったく異なるものでしたが、夜間附帯教育は準備期間にもなりました。授業のほとんどは、制作より課題の進行状況の報告や成果の発表をする時間でしたので、課題制作は日中に取り組みました。頭で考えながら手を動かし続ける作業を複数の課題で同時進行するのは大変でしたが、自分でも想定していなかったものができあがっていく過程は楽しい瞬間でした。また授業以外にも、設計事務所にインターンに行ったり、自主的に作品をつくったりするように心がけました。
〈桑沢〉で学ぶうちに、かつては特別なものと思っていたデザインが身近なものになりました。日常での買い物で何かを選ぶ際にも、その品物がよいと思った理由を言葉で表現できるようになりました。作品制作や授業でプレゼンテーションを重ねたことで、デザイン思考と言語化する力が身についたと思います。
授業で特に印象深かったのは大松俊紀先生の授業で、篠原一男氏が設計した「土間の家」の敷地内に新たな住宅を設計する、という課題でした。日本の民家を柱や土間、分割という観点から考えることで、改めて日本の郷土の暮らしのよさを認識することができました。
もう一つ。これは1年次の授業ですが、2人で暮らす家を、柱や壁など一つに焦点を絞って考える課題です。建物としては非現実なものであっても、家とは何かを考え直す機会となって、それまで自分が抱いていた家の概念を見事に壊してくれました。家という空間を自由に考えられるようになったと思います。

都築彩香

「時空層 jigsou」自主制作
桑沢校内コンペ(桑沢グランプリ)グランプリ受賞

保護者の方からのメッセージ

夜間部だからでしょうか。さまざまなバックグラウンドを持つ同級生に囲まれて刺激的な日々を過ごしているようでした。毎回の授業が終われば、自分もそのおこぼれにあずかり、口づてに新鮮な建築世界に触れられるのが楽しみでした。業種の異なる世界であり、大きな挑戦であったはずです。桑沢での経験が今後の糧になると思います。

 <インタビュー 2022年3月>©桑沢デザイン研究所

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