在校生インタビュー
「失敗を増やし、デザインの感度を上げる」
総合デザイン科1年山中海渡
- 2001年神奈川県生まれ
- 2020年神奈川県立海老名高等学校卒業
- 2001年神奈川県生まれ
- 2020年神奈川県立海老名高等学校卒業
ものをつくるのが好きだということは自覚していましたが、デザイン分野への進学までは考えていませんでした。 しかし、高校2年生の冬に「将来はデザインの仕事をしてみたい」と進路指導の先生に相談をして紹介された学校が〈桑沢〉でした。 その当時から私は、自己表現のためのデザインではなく、「どうしたら社会に貢献できるか」ということに興味があり、時代が変わっても社会に役立つデザイナーの基礎体力を養うという、実学的な〈桑沢〉の理念に共感して、入学を決めました。
入学後に力を注いだのは、アウトプットの量です。とにかく手を動かしながら考える〈桑沢〉の授業は、頭の中で想像しているものを形にすることが、いかに難しいことであるかを教えてくれました。イメージと違ってもとにかくアウトプットをして、形になったものと向き合うことが大切です。失敗を恐れず、原因を探ること。失敗による気づきの数だけデザインに対しての感度は上がっていきます。「失敗を増やし、デザインの感度を上げる」のが自分のモットーです。
デザインが社会にどのように関わっていくのか。〈桑沢〉では、社会に役立つデザインを突き詰めて考える思考力を養いました。 時代が進むにつれ、私たちを取り巻く環境は変わっていきます。その中で大切なものをとらえ直し、適した新しいものを提案する。それがデザインをすることだと考えています。