在校生インタビュー

アットホームな環境で社会にアピールできる実力を身につける
総合デザイン科 ファッションデザイン専攻 3年矢尾 麻琴
- 1995年東京都生まれ
- 2013年東京都立芦花高等学校卒業
- 内定先:株式会社 ベイクルーズ
描くのは元来好きでしたが、自分の表現にこだわる美術より、社会に求められているデザインに惹かれていました。予備校の先生や周りの評価が高かった〈桑沢デザイン研究所〉を希望しました。
高校卒業後にすぐ自分に適した専攻を選ぶのは、難しいと思います。美術大学やほかの専門学校に進んでも、間もなくやめてしまう知人もかなりいました。反対に〈桑沢〉の昼間部は、色々なデザインを学びながら考える1年間の猶予期間があったことがよかったと思います。
入学当初はビジュアルデザインを志望していましたが、そもそもデザインと美術の違いがわかりませんでした。でもファッションに触れてみると、その面白さに目覚め、専攻の志望をファッションに変えました。紙のなかで完結するビジュアルデザインと比べて、服は立体になり、完成すれば着ることもできる。クラスは少人数制で、先生も親のように親身になってくれます。この環境だから私は続けられたと思います。就職試験のとき、面接官に「桑沢ってどうしてデザイン画がいいの?」と尋ねられました。よいデザイン画は、服の形や細部を想像できるもの。膨大な量のデザイン画が課され鍛えられてきたので、自信をもってアピールできました。
<インタビュー 2017年3月>©桑沢デザイン研究所
保護者の方からのメッセージ
本当に実りの多い3年間だったと思います。毎日重い荷物を抱えて満員電車に乗り、夜遅くまで課題に取り組む日々でしたが、家でも明るく振る舞っていました。こうして頑張ってこられたのは、先生方や友人との出会いや支えがあったからこそと感じ、〈桑沢〉でよかったと思います。