2017.10.28デザインの課題若林幹夫 先生/早稲田大学教授
昼間部3年生合同講義「デザインの課題」の第3・4週に来ていただいたのは若林幹夫先生（早稲田大学教授）です。
社会学の視点から「私たちの社会でデザインに期待されてきた役割は何か？」というテーマでお話しいただきました。受講生は、近代以前と近代社会におけるデザインの役割を考えることを手がかりに、現在のデザインに開かれた可能性をみることができました。
昼間部3年生の後期授業に「デザインの課題」という講義科目があります。3年間の最後の講義科目です。
現在のデザインの取り組みや「あたりまえ」に思われていることを、いまいちど大きな歴史的流れの中で捉え直してみます。卒制や仕事で行き詰まった時、自分たちの活動やあり方を俯瞰的にみることが突破口になるかもしれません。最終学年の講義は、卒業していく皆さんへのエールでもあります。
