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2017.07.18デザインの視点原利明 先生/一級建築士

原利明…一級建築士、博士(人間科学)、鹿島建設株式会社 建築設計本部 品質技術管理統括グループ。
設計の実務でユニバーサルデザインを具体化するための提案やコンサルティングを担当し、視環境や感触の異なる床材の識別容易性に関する研究も行っている。ユニバーサルデザインの専門家として大学の非常勤講師や各種学会、国の委員会などでも活動。>Webサイト

昼間部3年生の授業に「デザインの視点」というオムニバス形式の講義科目があります。
7月18日(火)は原利明先生((株)鹿島建設)による講義でした。
テーマは「身体感覚を活用した公共空間デザイン」です。
空間認知の仕方においてわれわれは視覚に大いに頼っているように思いますが、実は無意識のレヴェルで聴覚、触覚、嗅覚なども利用しています。ということは、五感にうったえる環境は、ある感覚を失った人にも空間認知の手がかりが他に残されているということです。
公共空間デザインにさまざまな方法があることを、江東区南砂町の音のサイン計画や中部国際空港のUDの事例からお話ししてくださいました。

原利明先生