2023.12.17「日本パッケージデザイン学生賞 2023」にて在学生4名が受賞いたしました
公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)が主催する「日本パッケージデザイン学生賞 2023」にて、在学生4名が受賞いたしました。
本賞は、公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)が主催し、公募により広くオリジナル作品を募集して選考するコンペティションです。パッケージデザインに興味のある学生なら誰でも参加でき、作品のデザイン性や創造性を競います。
企業賞(竹本容器賞)&審査員特別賞(田中秀征賞) ※ダブル受賞
松本聖矢さん(昼間部ビジュアルデザイン専攻3年)
「可能性がひらく瓶」
コンセプト:可能性がひらく瓶。それは虫眼鏡の原理を利用し、シンプルに作られた瓶のことである。どんな可能性がひらくかというと、大きく分けて二つある。一つは教育的可能性。もう一つはデザイン的可能性である。
〈教育的可能性〉
普段生活してて見えない結晶を瓶に詰め替えるだけで目視する事ができる。子供の教育として、可能性をひらくプロダクトである。
〈デザイン的可能性〉
屈折で瓶の中身は角度や距離によって変わる。この原理を生かした、プロダクト、グラフィック的なデザインができると思う。
そんな可能性を開いてくれる瓶であると感じた。その他にも中身が見やすいことから高齢者や目が悪い人にとってもわかりやすいデザインである。
審査員特別賞(中野亜美賞)
梶川さくらさん(昼間部ビジュアルデザイン専攻3年)
「花びらのハーブティー」
コンセプト:閉じているときはつぼみで、開いているときは開花しているように見える紅茶のパッケージです。
ティーバッグ一つ一つが花びらの形になっているので、カップに入れると花びらが浮いているように見えます。昨今はテレビをつけてもネットを見ても悪いニュースばかりで暗い気持ちになりがちです。そんなときこそこのパッケージを開けて紅茶を飲み、気分を変えて欲しいという思いで作りました。
楽しい気持ちが花開く、そんなパッケージです。
企業賞(レンゴー賞)
髙橋奏人さん(夜間部ビジュアルデザイン専攻1年)
「ひらきたい牛乳パック」
コンセプト:牛乳などの紙パックの家庭でのリサイクル率は約30%らしい。たしかに、開いて洗って干さなければならないのは少し面倒である。
そこで思わず「開きたくなる」紙パックのデザインを考えた。
可愛らしい動物のイラストをあしらい、パックを開くことでのびのびとくつろいでいる様子が見える。
日常生活での身近なリサイクルの行為に彩りと楽しさを与えてくれる。そして環境問題について考えるきっかけとなるのではないかと思う。
入選
唐田麻理奈さん(夜間部ビジュアルデザイン専攻1年)
授与式の様子
関連URL
日本パッケージデザイン学生賞 2023 公式サイト
PR TIMES
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