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2024.06.03桑沢デザイン研究所 70 周年記念プロジェクト ビジュアルデザイン分野作品展示

桑沢デザイン研究所の70周年を記念して、ビジュアルデザイン分野では浅葉克己先生デザインの70周年記念ロゴを展開する課題に取り組みました。
課題は、本校1F展示スペース2箇所で「桑沢デザイン研究所 70周年記念プロジェクト」の一環として展示しています。

くわかべ【桑沢デザイン研究所70周年記念プロジェクト 70周年記念 ポスター】

課題:素材と痕跡と70年先の未来をテーマに「70周年記念ポスター」を制作

夜間部ビジュアルデザイン専攻2年生では「桑沢デザイン研究所70周年記念プロジェクト」の一環として、「ビジュアルデザイン③」の授業課題「桑沢デザイン研究所70周年を祝うモーションロゴとポスター」の制作を行いました。

桑沢デザイン研究所は1954年にデザイン・ジャーナリスト桑澤洋子によって設立された、日本初にして最先端の『デザイン』学校であり、桑澤洋子がドイツのバウハウスをモデルとして発足した学校でもありました。この課題はバウハウスで学び、のちに教師となって基礎教育を担当したジョセフ・アルバース(Josef Albers,1888–1976)の約100年前、1928年のバウハウスでの授業にインスパイアされ「色彩や素材のもつ新しい可能性を学生自らが発見する」ことを目的とした実験的な課題です。学生は紙という素材と光と色についてよく考えた後に、各自が持ち寄った素材とその特性を活かした素材の痕跡をグループで協力して紙に写し取り、70周年記念ロゴを加えることで「ポスター」として完成させました。

くわまど【桑沢デザイン研究所70周年記念プロジェクト 70周年記念 モーションロゴとグッズ】

課題:桑沢の今後70年の未来をテーマに自由な「モーションロゴ」「グッズ」を制作

昼間部ビジュアルデザイン専攻3年生では「桑沢デザイン研究所70周年記念プロジェクト」の一環として、「ビジュアルデザイン③」の授業課題「桑沢デザイン研究所70周年を祝うモーションロゴとオリジナル・グッズ」の制作を行いました。

桑沢デザイン研究所の第10代所長も務められたアートディレクターの浅葉克己先生による70周年記念ロゴを学生それぞれの感性で未来をテーマにした「モーションロゴ」に発展させました。同じ研究所で学び、桑沢創造期に卒業され60年以上デザイン業界の第一線で活躍される浅葉先生と現役の学生の若い感性が混ざり合うことで、桑沢の伝統と未来への希望溢れる独自のモーションロゴが数多く創造されました。学生たちは各自でのモーションロゴを制作した後、グループで記念オリジナル・グッズの制作・発表を行い、ここでは発表された作品の中から選抜作品を展示しています。

桑沢デザイン研究所70周年を祝う学生によるモーションロゴは、本校のSNSで随時発信していますのでぜひご覧ください。今後は昼間部3年生のモーションロゴだけでなく、ビジュアルデザイン分野夜間部2年生、昼間部2年生によるモーションロゴも随時配信予定です。