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2025.09.15髙橋はるかさんがコスメブランド「Peony」のアートディレクション・デザインを担当

総合デザイン科/昼間部ビジュアルデザイン専攻2017年卒業の髙橋はるかさんは、現在コスメブランド「Peony(ピオニー)」のアートディレクター兼デザイナーとして活躍されています。
ブランドのアイデンティティ構築からロゴデザイン、メイクアップ用品のパッケージデザインや撮影ディレクション、WEB制作に至るまで、幅広いクリエイティブを手がけています。
今回は髙橋さんからいただいたコメントを交えながら、その取り組みをご紹介します。


▲デビューラインとなったアイシャドウパレットの外箱は、ブランドのシグネチャーとして存在感を放つことを目指し、アイコニックなデザインを追求。
本パッケージは、国際的デザインアワード「Pentawards 2025」にてショートリストに選出されました。

「Peony」のアートディレクター、デザイナーを務めています。
「Peony」はメイクアップ用品を中心として展開するライフスタイルブランドです。
お客様と共に、ブランドアイデンティティの構築から始め、ブランドロゴ、主力商品であるメイクアップ用品の商品・パッケージデザインから撮影ディレクション、WEBに至るまでをアートディレクション、デザインさせていただいております。

▲2025年8月29日に発売された単色アイシャドウ。容器、外箱、限定BOX、HP、撮影ディレクションを担当。

ブランドアイデンティティの大きな一つに、「徹底したクリエイティブでの世界観確立」があります。そのため、デザインの良さが購買理由そのものに確実に繋がるような、他にはないデザインの商品パッケージやビジュアルを目指して制作しています。

商品パッケージは、商品を箱から出した後は役目を終えることが多い存在ですが、「Peony」では箱から出した後も、エンドユーザーの方の生活の中でご使用いただけることを想定した作りになっており、ほぼ全ての商品でインナーケースを取り外すことができる構造にし、小物入れなどとしてご使用いただけるようにしています。多くの方に「かわいい」と感じてもらえるようなわかりやすい可愛さと、どこかハイセンスさを感じられる個性のバランスを大事にしています。

メイクアップ用品は、単に「物を買う」こと以上に、「それを身につけた自分を今よりもっと好きになれる、そしてそんな自分でいつもより少し前向きに過ごせる」そんな一人ひとりの「未来」をも変えることができる可能性を秘めていると思っています。商品を買っていただいて終わりではなく、その方のその後の日々まで彩れる存在であるように意識しています。

▲2024年12月26日〜2025年1月8日に渋谷スクランブルスクエアにて開催されたPeony初となるポップアップイベントのデザイン、アートディレクションを担当。
ロゴ、内装・什器などのトータルデザイン、什器や棚のコーディネート、全体のアートディレクションを行っております。

プロフィール

髙橋はるか(Haruka Takahashi)
桑沢デザイン研究所昼間部ビジュアルデザイン専攻卒業。桑沢新人賞受賞。2017年より都内デザインプロダクション勤務。2021年独立、harukaDESIGNをスタート。
https://www.harukadesign.net/

Peonyブランド立ち上げ
https://www.harukadesign.net/peony

新商品 単色アイシャドウ
https://www.harukadesign.net/peony-museofeclateyeshadow

ポップアップイベント
https://www.harukadesign.net/peony-popupevent