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2018.10.15〈桑沢祭〉展示の経緯について

先日開催された桑沢祭の展示を撮影した動画が、TwitterなどのSNSで、国内だけにとどまらず、海外へも広く拡散されました。本校の学園祭である 「桑沢祭」は学生主体による催しですが、デザイン教育における学習の一環でもあるため、本校の代表者として、今回の出来事の経緯を改めて下記に記します。

今回の拡散された動画に映っているのは、夜間部の学生による空間演出の一部です。学園祭の統一テーマが「日」であり、校舎全体で朝から夜までの時間を表現するという趣旨にしたがい、制作をおこないました。本校5階の教室で「夕焼け」の空間を実現するという目的に向けて、今回制作を担当した学生グループが選んだのがSNSで話題になった影絵的な手法です。光と影はもともとあるものだし、多くの作家が試みている方法です。

展示を見に来られた方が好意から発信した記事とそこに添えられた動画が、国内外にわたり広く拡散されました。多くの観客に強い印象を残す手法であることが改めて確かめられたわけですが、その結果として空間演出という目的に向けた手法のひとつが単独で注目され、一学生による模倣作品として受け止められてしまう場合も出てきました。また学生グループが教室の入口でオマージュであることを示しましたが、その作家の方にも要らぬご心配をおかけしてしまいました。
現在までの経緯を含め作家の方には全て承知いただいております。

今回の制作はあくまでも学生グループによる、学園祭のテーマに則した校舎内の空間演出の一環でした。また実際に手法を試しながら制作を学ぶ貴重な場や機会として学園祭があることも、あわせてご理解いただけると幸いです。


専門学校桑沢デザイン研究所
所長 浅葉克己