ホーム 桑沢生の、目。一覧 サウンドスケープを体験 | メディア創造コース

浅葉克己 桑沢生の、目。 桑沢生の、目。

2026.06.23サウンドスケープを体験 | メディア創造コース

メディア創造コースでは、映像や音響がどのように扱われてきたのかを、事例の理解と実習の体験の両方から学びます。
先週から4回にわたり、「音」をテーマにした授業に取り組んでいます。

授業の前半では、御手洗先生から音を用いたアートやデザインの事例をご紹介いただくとともに、「サウンドスケープ」についても学びました。
サウンドスケープは、環境の音を単なる音として捉えるのではなく、人がその音をどのように聴き、どのように環境を感じ取るのかに着目する考え方です。
私たちが普段何気なく耳にしている音にも、その地域や場所ならではの特徴や人々の暮らしの痕跡が含まれています。

学んだ内容を実際に体感するため、授業の後半は教室を飛び出し、代々木公園でサウンドスケープを体験しました。

まずは「耳をひらく」ことを目的に、周囲の音へ意識を向けながら、気になった音やその印象を言葉で書き留めていきました。普段は意識することなく耳にしている音を言葉にすることは簡単ではありませんが、こうした観察を繰り返すことで、音への感覚を徐々に磨いていきます。

その後はスマートフォンを使って、それぞれが気になった音を録音しました。風が木々を揺らす音、人々の足音、遠くを走る車の音など、同じ場所で録音した音であっても、どの音に注目するか、そこから見えてくる風景や印象は一人ひとり異なります。それぞれがご自身の視点で音を採集していきました。

次回は採集した音を持ち寄り、それぞれが発見した音の特徴や、その場所ならではの音環境について共有する予定です。