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浅葉克己 桑沢生の、目。> 桑沢生の、目。

2022.10.03夜間附帯教育 基礎造形専攻 授業紹介「色と形による感情表現」


基礎造形専攻の授業「色と形による感情表現」では、先週出された課題の全体講評からはじまりました。

課題テーマは、「暖かい、冷たい、甘い、苦い等8つのイメージを色紙で表現する」。
受講生同士制作したものを見比べたり、先生から画面構成のメリハリや色同士の組み合わせなど具体的なアドバイスをいただきました。


次に色彩についての講義が行われ、直感だけでなく理論も学び色彩への理解を深めました。
色や形は多様なメッセージを伝えることができますが、個人の好みや時代の流行にとらわれてしまうと、表現の幅が狭くなることがあります。
色や形を体系的に理解することで、好みや流行を超えた、より柔軟で幅広い造形表現が可能になります。

休憩を挟んで、後半の授業では「色紙を用いて3つの気持ちを表現する」が課題でした。
楽しい、嬉しい、疲れた、お腹が空いた気持ちなど自由にテーマ設定をして、構成に落とし込めるよう検討しました。

色には〈明るさ〉〈鮮やかさ〉〈色み〉の3つの要素があり、これらを組み合わせることでそれぞれの色彩のもつ個性やイメージを引き出し、豊かな表現ができます。この課題を通して、色彩がさまざまなデザインに大きな役割を果たしていることに気づきます。

[担当教員]玉置 淳先生