日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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2024.05.10〈桑沢〉学校案内書2025の請求受付開始しました

桑沢デザイン研究所学校案内2025

「2025年度版」学校案内資料の配布をしています。
本校の資料は代金・送料ともにすべて無料です。

学校案内書、入試ガイド、入試問題集などのセットです。 アートディレクションは、本校卒業生の白い立体 吉田昌平氏〈夜間部/デザイン専攻科 ビジュアルデザインコース 卒〉が担当。 印刷・製本進行はプリンティングイン株式会社が担当。

  • 前年度と同様、〈桑沢〉の魅力を伝えると同時に、本・紙・印刷・製本の魅力も伝えられたらという思いで制作しました。

    以前は誰もが毎日のように触れていた『新聞紙』を用いて、今回の造本設計をしております。

    新聞紙の特徴は、端に小さな丸い穴とギザギザの断裁面が残っていることです。
    この仕様は、ロール状になった巻取り紙に印刷後、連続して印刷されている紙面を一部ずつ分けるために、新聞の下部分を横一列に並んだ針で突き通して引っ張り、のこぎり状のカッターでカットすることにより生まれます。

    そうした新聞印刷特有の技術も一緒に製本したいという狙いで、今回は本の端にギザギザと小さな丸い穴を残しました。

    「紙離れ」が言われるようになって久しい現代社会ですが、もしかしたら何年後かにはこの印刷方法が消滅している可能性もゼロではありません。今後どのように本や印刷、製本に向き合っていくのか、本書を手に取るみなさんと一緒に考えていけたら嬉しいなという気持ちも込めてデザインしています。

    また今回は、〈桑沢〉卒業生の草野庸子さんに写真を撮っていただきました。100ページもある写真から〈桑沢〉の魅力を感じていただけたらと思います。

    新聞紙は、しなやかで柔らかいです。少し端が折れたりヨレたりしても、独特の風合いが醸す魅力は他に類を見ません。どんどんめくって自分だけの質感を楽しんでください。

    ー白い立体 吉田昌平氏