2025.11.15バウハウス・デッサウの先生を迎えた特別授業を開催

昼間部ビジュアルデザイン専攻2年生の授業「コンテンポラリー」では、バウハウス・デッサウから来日されたトルステン・ブルーメ先生とリンダ・ペンゼ先生による特別授業「モダン(日本の)ニュース from 昨日 ― グラフィック&フォトコラージュ」を開催しました。
前半は、ブルーメ先生から「1925年前後における<近代化する日本>」についてレクチャーしていただきました。

当時、日本は西洋の影響を受けていましたが、西洋も日本からの影響を受けていたことはあまり知られていないので、学生にも刺激的な講義内容だったと思います。その相互影響を示す当時の資料や写真を多く紹介していただき、時代背景とデザインの関わり・バウハウスと日本の関わりを学ぶ時間となりました。



後半は、クラスをまたいだワークショップを行いました。
6人ほどのグループをつくり、1925年前後の時代をテーマにコラージュ作品を制作しました。
まずリサーチから始め、限られた時間の中でコンセプトを話し合い、役割分担しながら制作を進めました。




短時間ながら、即興的に意見を出し合うグループワークの基礎をしっかり体験できる内容でした。
最後は、各グループが作品の狙いやコンセプトを発表。
同じテーマでも、選ぶモチーフや視点が大きく異なり、多様な解釈に触れられる時間となりました。









