日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

受験の際に、美術系とデザイン系のどちらにしようかと迷っていました。美術の先生に「向いているかも」と言われたことがきっかけで〈桑沢〉を知り、〈桑沢〉に通っていた先輩にお会いして、自分も〈桑沢〉で学びたいという気持ちが高まりました。
私は、誰かのためにつくることに強く惹かれてデザイン系に進学したのですが、1年次はそのことに強く縛られてしまい、デザインの難しさに悩んだことがあります。試行錯誤の中で「自分は表現したいことがたくさんある。ファッションならそれをやりやすいのではないか」と気づきました。1年次でデザインの4つの分野を経験することで、ファッションデザインを選択できたことは、私にとって好運でした。
入学当初、自分はみんなよりレベルが低いと感じていたので、無遅刻無欠席で課題を必ず提出することを目指しました。しかし、かつて経験したことがない量と難しさ。隙間時間を活用したり、早めに登校して作業したりしました。同級生と比べて落ち込む時期もありましたが、自分は自分だと思って課題と向き合うと、作品にはそれぞれ個性があり周りと比べる必要などないと気づきました。
〈桑沢〉が面白いのは、何をしても許されることです。先生は正解を求めません。その代わりに基礎をしっかりと身につけることが大切です。そこから特化したデザイン分野へとメリハリをつけて教えてもらえます。だからこそ、自分のやるべきことをやればいい。このことを学べたのはとてもいい経験になりました。