日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

本名 夏美

総合デザイン科 ファッションデザイン専攻
2007年卒業

本名 夏美 / バッグデザイナー

本名 夏美

バッグデザイナー

  • 1985年千葉県生まれ
  • 2003年東京学館総合技術高等学校卒業
  • 2011年髙野縫製に入社

鞄のデザイン制作と販売をしています。鞄の面白さは、それ自体は大きくないのにひとつひとつに、そしてひとりひとりに世界観がしっかりとあるところです。ものを見て、その型を起こす技術は〈桑沢デザイン研究所〉で学びましたが、素材である使う革についてはまったく知らなかったので、カバンをつくる教室に通いました。
大きな会社ですと売上げを数字でしか把握できないものですが、いまの仕事は目の前で自分のつくった鞄が売られていく、その現場を肌で感じられるのが魅力です。「思い描いていたとおりの鞄です」という言葉をお客さんからいただくのがうれしいですね。

高校生のときからファッションを勉強し、当時は進学先に迷っていました。しかし、カリキュラムの選択肢が多いことが、〈桑沢〉への決め手となりました。講義で先生のお話を聞いているだけで十分面白い。着物が好きでしたから、荒井修先生の「江戸の文化と美意識」の授業が特に印象に残っています。
課題でジャケットをつくる機会がありましたが、自分のなかではしっかりとしたイメージができているにもかかわらず、経験不足ゆえに思い通りの形にならないことが悔しかった思い出です。好き勝手につくりたいものをつくるのではなく、何のために誰に向けてのものかという目的意識をもち、ひとつひとつ経験を積み重ねていく大切さを学びました。イメージ通りにいかなかったところを認識し改善するのは仕事をしていく上で重要なことです。

〈桑沢〉のファッションの強みは、少人数制なので疑問に思ったことや聞きたいことはすぐに聞くことができる点です。また秋の「桑沢祭」では自分でやろうとすれば何でもできるチャンスがあります。私は友人に誘われて、舞台衣装を制作しました。生地やモデルのサイズを渡されて、型紙を引いていく作業はいまの仕事と繋がっているのかなと思います。

 <インタビュー 2015年3月>©桑沢デザイン研究所

本名 夏美

千年トート(大)

本名 夏美

パッチトート

 <インタビュー 2015年3月>©桑沢デザイン研究所

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