日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

横畠 淳

デザイン専攻科 ビジュアルデザイン専攻
2017年卒業

横畠 淳 / グラフィックデザイナー

横畠 淳

グラフィックデザイナー

  • 1990年北海道生まれ
  • 2009年北海道深川東高等学校卒業
  • 2012年デザイン系専門学校卒業
  • 2017年桑沢デザイン研究所卒業
  • 株式会社アドソルト入社

自由を認め、受け止めてくれる包容力、度量の広さ

広告代理店の制作会社にデザイナーとして参加しています。アートディレクターが束ねるチームのもとで、テレビCMと連携するジャンルが多く、手懸けるアイテムも、ベースとなるグラフィック、店頭の什器やポスター、商品パッケージなど多岐にわたり、写真撮影から立ち会うことも多々あります。

高校卒業後、デザイン系専門学校のイラストレーション学科に3年間通っていました。その後、デザイン事務所にインターンとして入ったのですが、大きな商業施設の仕事を一手に引き受けている会社で、安定は申しぶんないものの偏りを感じて辞めました。そしてアルバイトしつつ一人で、先輩のツテを頼って仕事をもらいながら1年程イラストを描いていました。しかし会話がまったくない。寂しい。人と仕事をする方法はないものか。そのためにも一からグラフィックの勉強をしたいと思い、〈桑沢〉の受験を決めました。

〈桑沢〉の講師の先生方は、もともとデザイナー出身なので個性的で面白い人ばかり。先生と話すのが好きで、研究室に入り浸っていました。深堀りするには授業だけでは時間が足りず、仲良くなって教えてもらおうと、ついでに無駄話をしつつ、作品をつくる、という毎日でした。

2年以降は〈桑沢〉の求人募集で見つけた佐藤卓デザイン事務所で昼はアルバイト、夜は〈桑沢〉へ通う日々でした。アルバイトでは、パッケージのモックを黙々とつくるような、地味な作業が大好きな自分を発見しました。東京アートディレクターズクラブの出品作業を手伝うなど、貴重な経験は〈桑沢〉を通して得られた縁だと思います。

授業の課題は、一発でパッとできる時と、考えて何回やってもいい見た目にならない時のギャップに苦しみました。今は社会人ですので、うまく回避する方法を身につけましたが、そういう余裕は学生の頃にはありませんでした。

就職は〈桑沢〉入学時からの目標でしたので、受ける会社を先生に相談して、6月には決まっていました。デザインというと作品ができればいいと思いがちですが、基本的には人間関係。年齢層の幅広い人たちとつき合うことができるのは〈桑沢〉ならではで、今でも先生を囲んで先輩後輩とともに、納涼会と忘年会は毎年行っています。

自分はどちらかといえば真面目ではない学生で、やる時はやるけど、やらない時はやらない極端なタイプでした。さぞかし扱いにくかったのではないでしょうか。それでも自由を認め、受け止めてくれる包容力、度量の広さが〈桑沢〉の魅力だったのかもしれません。

 <インタビュー 2020年3月>©桑沢デザイン研究所

横畠 淳

ロッテ「CharLotte」のパッケージ

 <インタビュー 2020年3月>©桑沢デザイン研究所

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