ファッションデザインとは : 身にまとうもの(衣服)のデザインのことを指す。 文化や意識の反映だけでなく、衣服には目的や用途により求められるものが変わる。ファッションデザインには、そうした視点も欠かせない。
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合同講義…専攻デザイン科の1年生の全学生が聴講する講義。
4つの専攻分野ごとに講師を招き、分野の垣根を越えて多面的にデザインの広がりに触れます。前期後期に2回ずつ3~4限開催。
ファッションデザインで重要なのは「身体をよく観察し、布との関わりを理解する」こと。クロッキーやデッサンの実習を通して、骨格や筋肉の構造、衣服と身体の関係を把握します。さらに色彩技法や素材を描き分けるテクニックを身につけ、コスチュームに使用する素材やデザイン画の表現力を鍛えます。
ブランドが完成するまでの流れを実習します。市場調査の結果を分析してトレンドマップにまとめ、ブランドを立ち上げます。デザイン、パターン、仕様書を作成し、縫製工場に依頼して製品化。素材の種類や編み方など、発注のための知識を習得し、最終的な製品をプレゼンテーションします。
前期は、フォーマルやスポーツウエアなど、特殊アイテムのデザインを学びます。さらに雑貨・小物デザインを知ることで、トータルでの見せ方を演出する表現力を養います。後期は多様なアイテムの特徴を理解し、さらに現代社会のニーズに応えるファッションを総合的に考察し、デザイン感覚と表現力を培います。
ファッションデザイナー/パタンナー/コーディネィター/マーチャンダイザー など
ファッションデザイナー、パタンナーの求人が中心で、コーディネーター、マーチャンダイザーも増えています。販売職からスタートし、その後デザイナー、パタンナー、企画職などにステップアップするケースもあります。
赤瀬 香鈴
大学では美術史を学んでいたのですが、授業で紹介されたバウハウスのデザイン教育に興味を持ったことがきっかけで〈桑沢〉を知りました。自分が本当にやりたかったクリエイティブな仕…
池田 美玲
以前、母が夜間附帯教育の基礎造形専攻に通っていた影響もあり、ファッションの仕事に携わりたいと思っていました。ファッションだけに特化して学ぶよりも、デザイン全般のカリキュラム…
本田 花
「自分が本当にやりたいことを探すために、ダブルスクールをしたい」。そんな思いを抱いていたときYouTubeで見たのが、あるブランドの広告でした。自分の好みに合っていたので調べ…
足立 早里伊
ハンドバッグの営業企画をしながら〈桑沢〉に通っています。働き出して15年ほど経った頃、つぎのステップを踏み出すためには技術や経験が充分ではないと、行き詰まりを感じるようになり…
東 裕人
大学生になってから、ファッションに興味をもちました。就職活動が視野に入ってきたときに、「服をデザインしたい」と強く思いはじめ、専門学校を調べました。〈桑沢〉を選んだ理由は、デザ…
東田 真理子
社会に出て美容師のアシスタントをしていたとき、ヘアーショーでファッションを担当し、洋服をつくる楽しさを実感しました。また、私は洋服のタグに非常に興味があり、大好きなブランドのタグ…
生産管理
後藤 ゆかり
レディースのアパレルブランドの生産管理を担当して、6年目になります。洋服のサンプルをつくるところから始まり、実際に量産し、納品するまでを担当しています。納期の管理はもち…
テキスタイル素材開発
井上 彩
デザイナーの皆川明さんが設立したファッションブランド「ミナ ペルホネン」で、素材開発という部署に勤めています。 このブランドは、洋服からカーテンやベッドリネンなど…
企画/テキスタイルデザイナー
森田 真依
洋服生地の模様やTシャツのロゴなど、商品になる布地のプリントデザインをしています。さまざまな会社からの受注に沿って個々のブランドらしさを取り入れ、新しいスタイルを生み出…
靴下デザイナ一
阿賀岡 恵
肩書は靴下デザイナーです。「靴下にもデザイナーがいるの?」と思われる方が多いと思います。学生時代は私も同じでした。〈桑沢〉に靴下デザインの授業はありませんでしたし、自分が想像していた…
デザイナー
長嶋 千耶子
オーダーメイドのウエディングドレスを制作しています。ブライダル関連のアクセサリーデザインや製造も行っています。ウエディングドレスは普通…
テキスタイルデザイナー
平井 崇史
自分の力を試したくなり、勤めていた会社を辞めて独立したのが2011年。Webや口コミで仕事が広がっていまにいたります。仕事ではさまざまなブランドのテキスタイルやグラフィックデザイン…
ファッションデザイナー
亀井 あい
「純粋にものづくりと向き合う」姿勢 今に活かされている〈桑沢〉の教え。「TICCA」というレディースファッションのブランドで、デザインチームの一員として素材開発から商品までトータルに…