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昼間部 / 3年制
総合デザイン科

大学の4年制でもなく、多くの専門学校が設く2年制でもありません。〈桑沢デザイン研究所〉の昼間部は、3年制の独自のカリキュラムを行っています。3年間をかけて、デザインの基礎の基礎から、社会で役立つ考え方と技術まで、幅広く学んでいきます。

1年次では全員が共通の基礎を学び、眠っている感性を呼び覚まします。2年次からは専門分野に分かれて、それぞれの知識・技術を身につけていきます。そして、3年次にはそれらの応用を積み重ねることで、デザインに必要な観察力・発想力・構築力を豊かに培っていきます。

いまデザイン教育の現場では、即効性だけを重視し、テクニックに力点が置かれています。しかしいきなり技術を教えることは、デザイナーとしての未来に限界をつくることになりかねません。これからの長い将来へ向けて、デザインの基礎体力を強化することが、今もっとも求められていることなのです。

デザインは「人の暮らしを豊かにするため」にあります。時代がどう変わっても、社会に貢献できるデザインの根本的な力を身につけること。これが〈桑沢〉の理念であり、目指している教育です。

● 3年間の学習の流れ

3年間の流れ
●昼間部時間割(参考例).pdf


1年次 共通課程

自らの力で考え、経験しデザインの基礎を養う「基礎造形」「基礎デザイン」「デザイン学(共通理論)」

詳細
1年次では専門分野を学ぶ前に、「デザインとは何か」を徹底的に考えていきます。そのためにすべての学生が同じ科目に取り組みます。
デザインには技術だけでなく、それを裏づける論理的な思考が必要です。〈桑沢〉が重視しているのは、「手を動かしながら考える」こと。既成概念を疑い、ものごとを深く観察し、自らの頭で考えることで、新たな発想を生み出す力を身につけていきます。

2・3年次専門課程

一年次で培った基礎を実践へ それぞれの分野の知識を深めより高度な技術を習得する

2年次では、1年次に考察を積み重ねた「デザインの基礎」を実践へと発展させて、専門の基盤となる高度な技術の修得を行っていきます。「ビジュアルデザイン」「プロダクトデザイン」「スペースデザイン」「ファッションデザイン」の4専攻からひとつを選択し、知識や技術を本格的に学びます。 さらに、専門課題に沿って制作を進めるデザイン実習がはじまります。ここではリサーチ、企画、プレゼンテーションに至るまで、実際の現場と同じプロセスで制作を進めます。

3年次では、卒業制作に向けた少人数制のゼミナールが中心になります。自らテーマを決め、計画的に遂行する発想力や推進力が求められます。ここで大切なことは「デザインの他者性」です。自分自身の納得や自己満足にとどまることなく、社会的な役割を念頭に、「もの」や「こと」の本質をとらえた思考を練り上げていきます。卒業生作品展では、「デザインとは何か」という時に各自が自力でつかみ取った答えを、3年間の集大成として発表します。

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  • デザインをどんなことに活かすのか。3年間をかけて問題や探究テーマを見つけ出す