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2026.02.12振袖ブランド「marune」のブランドクリエイティブ全体を担当

総合デザイン科/昼間部ビジュアルデザイン専攻2017年卒業生の髙橋はるかさんが、振袖ブランド「marune」のアートディレクター/デザイナーとして、ブランドクリエイティブ全体を担当されました。
髙橋はるかさんのWebサイトに掲載されているコメントを交えながらご紹介します。

振袖ブランド「marune」の立ち上げに際し、アートディレクター/デザイナーとして、ブランドクリエイティブ全体を担当しました。
ブランド名開発、コンセプト設計、ロゴデザイン、撮影・スタイリングディレクション、化粧箱、パンフレットなど、ブランドにまつわるビジュアルと体験設計を一貫して手がけています。

「marune」は、日本語の「まる/円」から着想を得たブランド名で、円(かたち)と縁(つながり)の意味を重ねています。
ロゴは帯締めをモチーフにした「M」のマークと、筆の入りを意識したロゴタイプを組み合わせ、伝統的な文化としての意味を込めながらも、ひと目ではトレンド感のあるガーリーな印象に。
振袖のもつ重厚さと、現代的な軽やかさのバランスを大切にしました。

「marune」では、可愛らしさだけに寄せるのではなく、華やかな気品を土台にした「洗練されたガーリー」をテーマに設計しています。
表面的な可愛さにとどまらず、細部まで丁寧に積み重ねたクリエイティブによって、独自の世界観を構築しました。

撮影では、従来の全身中心の表現にとらわれず、表情や質感、佇まいが伝わる構図を重視。
クライアントと共に、世界観を明確に打ち出すことを優先し、あえて上半身中心のカットも多く取り入れています。
二十歳という特別な節目に寄り添い、手紙を受け取る・書くといったストーリー性や、作り込まれたセット・プロップス、ヘッドドレスの選定によって新しさがありながらも品のある、洗練された可愛らしさを目指しました。

パンフレットは、振袖としてはこれまでにないトレンド感と情緒を意識したデザインに。「特別な日の服を選ぶ時間」そのものが、心躍る体験になることを目指しています。

また新たな試みとして、振袖専用の化粧箱を制作しました。
振袖の柄の一部を抽出し、トワルドジュイ風に再構成することで、写真に残したくなる華やかさと、振袖との調和を両立。
「marune」の世界観が、箱を開く瞬間から広がるよう意識しています。

「伝統と結ぶ、新しい縁」をコンセプトに、単に“おしゃれ”にとどまらず、振袖という日本の伝統に向き合うブランドとしての誇りと美意識を込めました。

人生に一度の、二十歳という特別な時間を、こだわり抜いた「marune」の振袖とともに過ごしていただけたら嬉しいです。
あなただけの晴れの日が、心に残る一日になりますように。

関連URL

髙橋はるかさん Webサイト 「marune」紹介ページ