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2019.12.18夜間レクチャー・シリーズ第4回 鈴木智晴さん

スペースデザイン分野【夜間レクチャー・シリーズ】の第4回目ゲストは、ポーラデザイン研究室室長の鈴木智晴さん。

開催日:2019年12月7日(土)

株式会社ポーラは、ポーラオルビスホールディングスの中でも「美裕層」と呼ばれている美意識、感性の高い人に向けたハイプレステージ(最高価格帯)の商品を取り扱っている化粧品会社です。

レクチャー当日は最高級スキンケアラインであるB.Aなどのパッケージを持参して頂き、実例を挙げながらデザインプロセスについて丁寧に教えて頂きました。例えば、日本で初めてのシワを改善する美容液である『WRINKLE SHOT』は、「ディスカバリー」という言葉が商品コンセプト。パッケージをデザインするにあたっては、「前人未到の星を発見する旅」をテーマにし、宇宙、星、宇宙飛行士と発想していき、最終的に宇宙飛行士が搭乗する前に着る制服のオレンジ色に着目。その色をチャレンジング・オレンジと名付け起用したそうです。

ポーラでは内容物が出来てから、パッケージデザインのコンセプトを決め実際に販売されるまでには、更に2年間をかけます。デザインを長い時間軸で考える必要があり、流行に流されないデザインが必要とされるとのこと。 『流行に流されないデザインとは、ある意味、普遍的で、かつ革新的であることが大切だ』と鈴木さんはおっしゃいます。

ポーラにおけるパッケージデザインのプロセスは非常に哲学的な部分があり、それは建築デザインのプロセスとも共通することが多く見受けられ、学生にとっては非常にいい刺激になったレクチャーでした。

▼レクチャー内容詳細
https://kds-sd.com/report/spotlight/191207-lectureseries-2-2

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