夜間部 / 2年制
        専攻デザイン科
      
    
  
   
       
    桑沢デザイン研究所は、夜間部からはじまりました。多様なバックグラウンドをもつ人たちが学び、デザインの新しい流れをつくってきた伝統があります。その空気は現在も変わっていません。
          デザイナーとして働きながらさらなる飛躍を目指す人、キャリアチェンジを念頭に新たに学ぶ人、大学を卒業し教養を得たうえで専門性を身につけるために〈桑沢〉を選ぶ人。
          年齢も立場もさまざまな人たちが集まり、刺激を受け合って学んでいます。
          昼間部を凝縮させた2年間のカリキュラムでは、出願のさいに専攻を選びます。科目は大きく「講義」「基礎・技術」「デザイン」の3つに分かれ、1年次から知識や技術の基礎と専門を並行して学んでいくのが特徴。カリキュラムは専門性の高い内容ですが、基礎に近い内容からより専門的な内容へと段階を踏むことにより、着実に知識と技術が身につきます。講義と考察、実習を通して具体的なテーマを見つけ、新たな創造へ導きます。
        
2年間の学修の流れ
※専攻デザイン科ファッションデザイン専攻は、2025年度以降学生募集を停止いたします
1年次・2年次
 
        
          入学時より、「ビジュアルデザイン」「プロダクトデザイン」「スペースデザイン」「ファッションデザイン」の4専攻に分かれ、デッサンやスケッチなどの基礎と、専門分野の知識や技術を学びます。基礎と専門を並行したカリキュラムには大きな利点があります。「講義」「デザイン」「基礎・技術」の各科目群を同時に学ぶことで、要素の結びつきや互いの影響を絶えず意識し、「いまやっているのは何のための技術か」という見通しがつきやすくなるからです。
          
          2年次になると、実際の現場での工程と同様に、さまざまな条件や制約のなかでデザインをする課題が増えていきます。リサーチを行い、コンセプトや問題点を明らかにしながら、論理的にデザインを行うことになります。この過程では、ものの本質について考え、「なぜデザインが必要なのか」を追究することが大切です。その考察が今後、デザイナーとして仕事をしていくうえでのテーマとなり、大きな実を結ぶことになるからです。
        
夜間部の学生

年齢も立場も異なる人たちが集まり
さまざまな価値観に触れる
            
              1954年、日本で最初のデザイン学校として誕生した桑沢デザイン研究所は、創立から5年間は夜間のみの授業を行っていました。これが「〈桑沢〉は夜間部から始まった」といわれるゆえんです。
              夜間部の学生は、年齢や職歴に大きな幅があり、それらの異なる価値観をもつ者同士が、それぞれの考え方や視点を語り合い、刺激を受け合って、人間としても成長していく場所を〈桑沢〉は提供しています。
入学時年齢構成(2020~2024年入学者)
 
           
        出身大学(2020~2024年入学者)
夜間部には文系理系を問わず様々なバックグラウンドを持つ方が学んでいます。
          近年に桑沢に入学された方の、出身校、学部は下記の通りです。
 
         
        
 
        







 
          