夜間附帯教育基礎造形専攻合評会 / 専門学校桑沢デザイン研究所

夜間附帯教育基礎造形専攻の合評会が行われました。
授業では1年間取り組んできた課題を教室に広げ、これまでの過程を振り返りました。

造形分野の先生方から改めて課題の意図、狙いが説明され、造形演習を通してデザインの原点ともいえる3つの能力〈観察力・発想力・構成力〉を育むことが強調されました。
その後は受講生1人ずつ、1年間の感想を発表しました。

課題を並べて振り返ることで新たな気づきや様々な感想が共有され、お互いに刺激を与え合うことを再認識していました。

受講生の声

・デジタルとアナログ作業において、デジタルは工程の戻しや修正ができる一方で、アナログは戻すことができない難しさと同時に、その難しさからくる楽しさを感じて作品に対する責任感が芽生えました。

・同じ課題をしていてもクラスの人数分の回答が出てきたので、自分にはない視点やアプローチを見ることができ勉強になりました。

・課題を振り返ることで当時気づかなかった点に気付いたり、隣の席でクラスメイトが課題を進めているのを見ることでやる気が刺激されました。

・課題を通して自分の考えを言語化できるようになりました。作品のどのあたりが良いのかを具体的に言語化することで新しい学びや仕事にも活かすことができています。

・失敗しないように作品を作ろうとしていましたが、とりあえず手を動かしてプロトタイプを作ることから、最初から完璧を目指さずになくて良いことがわかり勉強になりました。

・様々な職業や年齢層の方が集まるクラスでは、多様な考え方を知る機会であったり世代を超えた交流がありました。

担当教員佐藤竜平先生(本校所長)/小関潤先生/玉置淳先生

夜間附帯教育基礎造形専攻・基礎デザイン専攻の修了展を3月8〜10日に開催予定です。
修了展ではこれまで授業で取り組んだ成果を展示します。
詳細が決まりましたら公式サイトにてお知らせしますので、お楽しみにお待ちください。