夜間部 / 2年制 専攻デザイン科

桑沢の夜間部でデザインを学ぶ 桑沢の夜間部でデザインを学ぶ
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桑沢デザイン研究所は、夜間部からはじまりました。
多様なバックグラウンドをもつ人たちが学び、デザインの新しい流れをつくってきた伝統があります。
その空気は現在も変わっていません。

〈桑沢〉は夜間部からスタートし、多様なバックグラウンドをもつ人たちが集い、 デザインの潮流を生み出してきました。 その自由で活発な学びの雰囲気は、現在も受け継がれています。
デザイナーとして働きながらさらなる飛躍を目指す人、キャリアチェンジを念頭に新たに学ぶ人、 大学を卒業し教養を得たうえで専門性を身につけたい人など、 年齢や立場の異なる人たちが集い、 刺激を受け合いながら学んでいます。
昼間部を凝縮した2年間のカリキュラムでは基礎的な内容からスタートし、 段階的に専門性の高い学びへと進むことで、 知識と技術を着実に身につけていきます。
そして実習を通して検証を重ねながら自身ならではのテーマを見出し、 新たな表現や創造へと発展させていきます。

2027年度より、新たにエクスペリエンスデザイン専攻(XD)を設置します。
これに伴い、専攻デザイン科プロダクトデザイン専攻(PD)・スペースデザイン専攻(SD)は、2027年度以降の学生募集を停止いたします。
なお、プロダクトデザイン専攻(PD)・スペースデザイン専攻(SD)ファッションデザイン専攻(FD)で扱ってきた教育領域は、XD専攻の中で再編し、引き続き展開していきます。

  • ビジュアルデザイン専攻

    ビジュアルデザイン専攻

    1年次では、タイポグラフィや印刷、写真などの基礎に加え、コンピュータによる表現方法を学び、「構成」を通してものづくりの本質から考える力を養います。

    2年次では、ビジュアルデザインやエディトリアル、パッケージ、Web、広告などを横断的に学び、実務経験をもつ教員の指導のもと、現場に即した思考力と表現力を身につけます。

    複数課題を並行して進める実践的な制作環境を通して、ディレクション力や企画力、プレゼンテーション力を養い、社会で活躍するための実践力を育てます。

    カリキュラムについて
  • エクスペリエンスデザイン専攻

    2027年より新設

    エクスペリエンスデザイン専攻

    2027年より新設

    夜間部に新しく「エクスペリエンスデザイン専攻」を開設します。
    近年、生成AIをはじめとするテクノロジーの急速な発展によって、創造のあり方そのものが大きく変わり始めています。同時に、気候変動などの社会課題はますます複雑になり、ひとつの専門分野だけでは解決できない時代になっています。
    これからのデザイナーに求められるのは、分野の垣根を越えて考え、異なる専門をつなぐ「共通言語」を生み出しながら、モノづくりにとどまらずサービスや体験全体を設計できる力です。本専攻では、社会のさまざまな課題に向き合いながら、領域を横断して学び、新しい価値や体験を創り出す力を持ったデザイナーの育成を目指します。

    カリキュラムについて

夜間部の学生

年齢も立場も異なる人たちが集まり
さまざまな価値観に触れる

年齢も立場も異なる人たちが集まり
さまざまな価値観に触れる

1954年、日本で最初のデザイン学校として誕生した桑沢デザイン研究所は、創立から5年間は夜間のみの授業を行っていました。これが「〈桑沢〉は夜間部から始まった」といわれるゆえんです。
夜間部の学生は、年齢や職歴に大きな幅があり、それらの異なる価値観をもつ者同士が、それぞれの考え方や視点を語り合い、刺激を受け合って、人間としても成長していく場所を〈桑沢〉は提供しています。

出身大学

夜間部には文系理系を問わず様々なバックグラウンドを持つ方が学んでいます。
近年に桑沢に入学された方の、出身校、学部は下記の通りです。

  • 学部・年齢構成

  • 入学時年齢構成(2021~2025年入学者)

卒業生インタビュー

松下 真由美
グラフィックデザイナー
松下 真由美
会社ではグラフィックデザイナーとして、広告・ロゴ・パッケージといったグラフィック制作からLPサイトまで、幅広い分野のアイデア立案およびデザイン制作を担当しています。
幼い頃からデザイナーになることが夢でしたが、親の反対もあり、大学卒業後はいったん一般職として就職しました。それでもデザイナーへの想いを諦めることはできず、正社員として数年間働きながら学費を貯め、桑沢デザイン研究所への進学を決意しました。
川田敏之
デザイナー
川田敏之
当時はデザインを仕事にしたいというよりも、その前提となる基礎的な知識を学び直したいという思いが強かったように思います。そのため、プロを目指すかどうかに関わらず学ぶことのできる〈桑沢〉の夜間附帯教育(基礎造形専攻)を受講することに。特に形状や手触りを含めた身体的なアプローチに面白さを感じたことで「もう少しこの環境で学んでみたい」と考え、より専門的な領域を深めるためにデザイン専攻科(夜間部ビジュアルデザインコース)に進みました。
長澤一樹、生駒崇光、中山大暉
「サローネサテリテ・アワード2025」参加者座談会【後編】
長澤一樹、生駒崇光、中山大暉
2025年4月に開催されたイタリアの国際家具見本市「ミラノサローネ」で併催された「サローネサテリテ・アワード2025」に、桑沢デザイン研究所の卒業生が多数参加しました。このアワードに参加した卒業生3名による座談会の後編では、現在の活動で活かされている〈桑沢〉の学び、さらに将来のビジョンについて詳しく聞きました。
長澤一樹、生駒崇光、中山大暉
「サローネサテリテ・アワード2025」参加者座談会【前編】
長澤一樹、生駒崇光、中山大暉
2025年4月に開催されたイタリアの国際家具見本市「ミラノサローネ」で併催された「サローネサテリテ・アワード2025」に、桑沢デザイン研究所の卒業生が多数参加しました。なかでも卒業生のひとり、SUPER RAT長澤一樹さんが最優秀賞を受賞し、大きな話題となりました。「サローネサテリテ・アワード2025」に参加した卒業生3名にお集まりいただき、現地でのエピソードやこれまでの活動、〈桑沢〉の学びなど幅広いテーマで語り合っていただきました。
大坂谷一平
空間デザイナー
大坂谷一平
学生時代からインテリアや空間デザインへの興味がありました。その興味が強すぎて大学を2年で中退して、アルバイトを掛け持ちして資金を貯め、ヨーロッパを巡ることにしたんです。フランスやベルギー、ドイツ、オランダなどを1ヶ月ほどかけて巡り、アンティーク家具や雑貨を少しずつ仕入れていました。そこから半年に一度くらい渡航して、日本に帰国したらイベントやポップアップで販売をして……。
佐々木達也
インテリアデザイナー
佐々木達也
昼間は建築設計事務所でアルバイトをしながら、夜間部に通い、ひたすら課題と格闘していました。授業でプロのデザイナーとして活躍する教員からの厳しい指摘を受けるなかで、“デザイナーとして生きること”、“デザインの現場とは何か”を肌で感じた2年間でした。まさに、デザイナーとしての覚悟を培った時間だったと思います。
堀之内 陽香
ファッションデザイナー
堀之内 陽香
「NATURAL BEAUTY BASIC」というブランドで、ファッションデザイナーとして企画業務を行っています。まず、商品化計画の責任者であるマーチャンダイザーから提案される商品の打ち出し計画をもとに、お客様から求められている商品をリサーチし、デザイン画を描き、それに合わせた生地を探すなど、商品化するまでの工程を手掛けています。
後藤ゆかり
生産管理
後藤ゆかり
レディースのアパレルブランドの生産管理を担当して、6年目になります。洋服のサンプルをつくるところから始まり、実際に量産し、納品するまでを担当しています。納期の…

在校生インタビュー

堀 千尋
堀 千尋
もともと絵を描くのが好きでしたが、自分がデザイナーになれるとは考えていませんでした。高校卒業後、地元の専門学校を経て、地元の企業に就職しました。ただ、デザインへの想いを捨てきれず、モヤモヤした気持ちを抱えながら、SNSにイラストを投稿していました。
山鹿江里菜
山鹿江里菜
美術大学に行きたい気持ちがあったのですが、私がやっていることは趣味なのだと自分で決めつけて、本格的に学ぶことを諦めていました。就職を意識し始めて自分の将来を真剣に考えたときに、本当にやりたいこと、学びたいことに本気で向き合って挑戦したい気持ちが高まり、大学に行きながら学べる〈桑沢〉夜間部に入学しました。
藤原愛望
藤原愛望
デザインに興味はありましたが、本格的に学ぶとなると自信がなく、大学に進学しました。でも、デザイン業界への憧れは募るばかり。〈桑沢〉に決めたのは、大学と並行して通うために夜間の専門学校を探していたときに、圧倒的な知名度があり評判が高かったからです。
野月俊典
野月俊典
工業デザイナーという職業を高専卒業の間際に知り興味を持ちましたが、就職が決まっていたので、いずれタイミングをみて〈桑沢〉で学びたいと考えていました。専攻デザイン科は仕事が終わった後に通うことができるので、転勤を機に入学を決めました。
黒田竜司
黒田竜司
就職活動の時期になり将来を見つめ直したときに、自分は絵を描くのが好きだったことを思い出し、何かを表現したいという思いが湧き上がってきました。デザインの学校をインターネットで調べた際に、「〈桑沢〉は一番厳しい学校」という評価に興味を覚え、レベルの高い環境に身を置くことで成長したいと入学を決めました。
金谷百花
金谷百花
大学を卒業してバリスタを目指していたのですが、新型コロナウイルスの影響で断念。でも自分がバリスタになりたい理由を掘り下げた時、人が集まる空間が好きだからということに気づき、その空間をつくる仕事に興味が湧いて〈桑沢〉に入りました。
馬 雪婷
馬 雪婷
中国から日本に引っ越して就職した会社が婦人靴を取り扱っていたことがきっかけで、ファッション自体に興味を持つようになりました。ちゃんと勉強したいと思い、夜通えるデザイン学校か通信教育を探していたところ、日本語学校の先輩が桑沢の卒業生で、いろいろ話を聞いて〈桑沢〉を選びました。
片野坂桃子
片野坂桃子
高校のファッションデザイン科を卒業後は服飾の専門学校へ進学するつもりでしたが、趣味のイラストが仕事につながり始めたので、デザインと服飾の両方を学べる〈桑沢〉への入学を決めました。夜間附帯教育と専攻デザイン科を組み合わせましたが、附帯教育では身の周りにあるデザインを通して無意識に自分が感じていたことを、先生が明確な言葉で解説されることに驚きを覚えました。